私たちについて
介護 × まち
ちょうど良い、ヒトと介護の在り方
すごろくデイサービスセンター
管理者
ストーリー
◎入社の経緯
前職は、訪問介護の会社で働いていましたが、業務的な仕事が流れであったり、意見し合える組織風土でなかったことから、もっと真ん中に利用者さんをおいて考えたいとの思いでいました。
面接で、社長にお会いした時に2時間ぐらい話になりました。
やりたいこと、実現したいこと、価値観に共感し、入職させてもらうことになりました。
◎大切にしていること
一人ひとりの利用者さんに向き合い、思いを聴き、叶えたい。
家族さんの意向も、もちろん大切ですが、利用者さんの本当の思いを叶えたいと思っています。
母の介護を通して、もっとしてあげられることがあった、母がしたいことがあったのではと思う体験が、私の想いの土台になっているのだと思います。
◎事業の方向性
家で言えないことなども言える、なんでも言える安心の場所。第2場所になって頂きたいと思っています。
お風呂が嫌な人がいたら、なんで嫌なのかを考える。相手の立場に立って考えるを追求したい。
調理活動を喜んでしている方もいるが、しなければならないと思う方もいる。しなければならないになって欲しくない。正解は一つではなく、様々な正解がある。絶対にこれが正解ということがないからこそ考え続ける、受容すること大切だと考えています。
利用者さんと一緒に向き合いながらやっていく時間をもっと創り出したいです。菜園に取り組んでいます。スタッフが先導するのではなく、利用者さんと1から、一緒にやっていく。
昼食づくりも同じで、何をつくるかなども最初から関わり、一緒にやってもらっています。
菜園、昼食づくり、体操、全てに利用者さんのアイディアが入っています。
物の配置を変えたり、カーテンを作ったりするのも利用者さんの声がもとで、利用者さんと一緒に事業所を創っていくからこそ、安心安全の場所になっていくのだと思います。
◎利用者さんが創り出す風土
休んでいる人がいたら、手紙を利用者さんが書いたりと、家族以上に家族だと感じる時があります。
新しい人が入ってきた時には、その人にとってどうするのが良いのか?利用者さんも一緒になって、座る場所から、角度まで考えて下さいます。
ご飯を作る利用者さん、新しい人が入ってきた時に寄り添う利用者さんなど、利用者さんに役割がある。長年の人生で培って来られた、積み上げて来られたことが自然と出て来る。
「楽しむ」「困ったことがあれば話を聴き合う」など、人と人とのつながりが、利用者さん同士の中にもあります。後から入って来られる利用者さんもスッと入って来られています。
誰かを蔑むような会話などがないのも入って驚きました。曜日ごとに来られる方が違うので月〜土でその日の色が合って面白いです。
◎チームづくり
利用者さんにとってどうなのか?の会話ができるチームでありたい。
尊厳を尊重し、個別の支援をする場が「すごろく デイサービスセンター」で、それぞれの人の家になっているイメージをしています。
しなければならない(固定概念)をできる限り除く、その人にとって本当にどうか?を考える。そうすることで、利用者さんも、スタッフも自分らしくいられるのだと思います。
スタッフにはやりたいことをやって欲しい、スタッフ自身も楽しめる空間であって欲しいです。利用者さんに寄り添える人と一緒に働いていきたい。
上から指導してあげている、介護してあげるでなく、利用者さんを尊敬できる、人として見られる人と共に歩んで行きたいです。
娘からも、お母さんいつも楽しそうだねと言われます。思ったことができないもどかしさはありますが、少しずつ変わっていける、進んでいるので楽しさはあっても、しんどさはありません。